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Purpose of the event

アフリカの社会課題を解決する
ビジネスアイデアコンテストの実施の趣旨

神戸市は、開かれた国際都市としての歴史と強みを活かし、アフリカとの経済交流を推進しています。
本ビジネスコンテストは、3年目を迎える「アフリカ月間 in 神戸 2025」の一環として、ビジネスコンテストとビジネスフォーラムを融合させたイベント内で実施されます。 イベントでは、新たなビジネス機会の創出と拡大を目的とし、アフリカとの具体的なビジネス連携を促進するため、基調講演やパネルディスカッションを通じて、アフリカのビジネス環境や経済動向に関するリアルな情報を提供します。 また、参加者同士のビジネス交流の機会も設け、実践的なネットワーキングの場を提供します。

2050年には世界人口の4人に1人がアフリカ出身となると予測されており、アフリカは急速な経済成長を遂げる注目すべき大陸です。 電子マネーの普及やドローン物流の発展など、「リープフロッグ現象」と呼ばれる技術革新が進む一方で、依然として多くの社会課題も存在しています。 こうした課題の解決に向けた革新的なビジネスアイデアが求められています。

神戸市主催の「アフリカの社会課題を解決するビジネスアイデアコンテスト」では、アフリカの社会課題を解決し、持続可能な発展を加速させるビジネスアイデアを持つ起業家を支援することを目的としています。
革新的なアイデアを持つ皆様の挑戦をお待ちしています。

本コンテストの応募テーマは、「アフリカの社会課題を解決するビジネス」です。
最終審査会参加者は、神戸市内外企業やアフリカ関係者とのネットワーキング機会が提供されるほか、事業展開を支援するサポート(スタートアップ部門のみ)も予定しています。ぜひご応募ください。

応募期間
2025年4月16日(水)~5月16日(金)
(日本時間17時)

専用応募フォーム

アフリカの社会課題を解決するビジネスアイデア
※下部に記載のアイデアの視点についてご紹介もご参照ください。

上記テーマに関する新たなビジネスを創出する意欲、アイデアがある法人、団体、個人(学生を含む)

以下の2つの部門でエントリーを受け付けます。

  • スタートアップ部門:すでに事業を開始している法人、団体、または個人
  • アイデア部門:事業計画段階の法人、団体、または個人

  • 解決すべき課題が明確に特定されているか
  • 課題解決に有効なビジネス・アイディアが提案されているか
  • 独創性もしくは競争優位性があるか
  • 技術・人材・資金面で実現の見込みがあるか
  • 実現した場合の社会的インパクトが大きいか

といった観点から審査します。
スタートアップ部門はこれに加えて、ビジネスモデルの妥当性・実現可能性も評価対象となります。

応募書類による一次審査会を実施し、一次審査通過者を決定します。

一次審査通過者は、8月26日(火)に神戸で開催される最終審査会(ビジネスフォーラムと合同開催)にてファイナルピッチをしていただき、各賞を決定します。

なお、書類選考を通過した方で、日本国外在住の方が、神戸での最終審査会に参加希望の場合、渡航費・宿泊費を全額補助します(最大2名分、現物支給)。
会場での最終審査会に対面で参加できない場合は、オンラインでの参加も可能とします。

事業化もしくは事業の発展に向けた支援として、以下を授与します。

  • a.スタートアップ部門:
    最優秀賞:賞金100万円(1組)
    優秀賞:賞金50万円(1組)
  • b.アイデア部門:
    入賞:賞金20万円(2組)
  • c.審査員特別賞:
    賞金20万円(部門問わず1組)

  • STEP1:コンテストへの応募
    募集概要をお読みいただき、応募専用フォームからエントリーしてください。
    (応募期間:2025年4月16日(水)~5月16日(金)日本時間17時)
  • STEP2:一次審査(書類選考)
    応募書類による一次審査を行います。一次審査通過者は、ファイナリストとしてSTEP3に進んでいただきます。
    (一次審査の結果は6月中旬に通知予定)
  • STEP3:最終審査会・表彰式
    ファイナリストには、審査員およびオーディエンスの前でファイナルピッチを行っていただきます(質疑応答を含め英語で実施)。 応募書類、プレゼンテーションに基づき、審査基準に沿って評価し、各賞を決定します。なお、当日のプレゼンテーション資料は事前にご提出いただきます。
    (2025年8月26日(火)13時〜17時 場所:神戸市内※)
    ※できるだけ神戸市内会場での発表を推奨するが、難しい場合はオンラインでの発表も可能
  • 応募期間:
    2025年4月16日(水)~5月16日(金)日本時間17時
  • 提出書類:
    「応募専用フォーム」から、必要事項を記入のうえ、応募ください(英語もしくは日本語)。
    任意で参考資料の提出が可能です。応募専用フォームから提出してください。
  • 応募方法専用応募フォームからエントリーしてください。 専用応募フォーム

事務局(Innovation Dojo Japan 合同会社)
E-mail: japan@innovationdojo.com.au

アイデアの視点についてご紹介

本ビジネスアイデアコンテストでは、アフリカの発展に貢献する創造的で革新的なアイデアを募集します。
今年は、新たな取り組みとして神戸市の企業とのビジネスマッチングも実施する予定です(スタートアップ部門のみ)。そのため、特に 神戸市内の企業や研究機関と連携の可能性が高いアイデアも歓迎します(以下カテゴリーの1.〜4.)。
以下のカテゴリーを参考に、ビジネスアイデアを応募してください。

遠隔医療相談プラットフォーム、モバイルクリニック、手頃な価格の医療機器、マラリアや妊産婦の健康など、アフリカで広く見られる特定の健康問題に対する取り組みなど、質の高いヘルスケアへのアクセスを強化する。

農村部、オフグリッドコミュニティ、または都市中心部に、手頃な価格でクリーンなエネルギーソリューションを提供する革新的なアイデア。 これには、太陽光発電、風力エネルギー、バイオガス生産、またはエネルギー効率の高い家電製品に関する発案が含まれる。

気候変動への適応、緩和、再生可能エネルギーの導入促進に取り組む提案を募る。森林再生イニシアティブ、気候変動に強い農業技術、廃棄物管理システム、カーボン・オフセット・プロジェクトなどが考えられる。

清潔な水の供給、衛生環境の改善、効果的な水資源管理のための革新的なソリューション。 プロジェクトには、浄水技術、コミュニティ主導の衛生対策、都市部や農村部における効率的な配水システムなどが含まれる。

清潔な水の供給、衛生環境の改善、効果的な水資源管理のための革新的なソリューション。
手頃な価格の住宅、都市交通の最適化、廃棄物管理、スマートシティ・ソリューションなど、都市の課題に取り組むプロジェクトを募集。 提案には、手頃な価格の住宅モデル、効率的な公共交通システム、廃棄物からエネルギーへの取り組み、スマートインフラ開発などが含まれる。 プロジェクトには、浄水技術、コミュニティ主導の衛生対策、都市部や農村部における効率的な配水システムなどが含まれる。

農作物の生産性向上、持続可能な農法の推進、灌漑システムへのアクセス改善、ポストハーベスト管理の革新的ソリューションの創出など、農業分野における課題。

教育へのアクセスを改善し、デジタルリテラシーを向上させ、スキルベースの研修プログラムを提供するためにテクノロジーを活用するアイデアを推進する。 これには、eラーニングプラットフォーム、バーチャルクラスルーム、インタラクティブな教育ツール、職業訓練アプリケーションなどが含まれる。

金融リテラシー、手頃で信頼できる銀行サービスへのアクセス、または銀行口座を持たない人々を対象とした革新的なフィンテック・ソリューション(金融に関わる人々の課題を解決する革新的な製品とサービスを創造し、地域経済の活性化と、全ての人が安心して暮らせる社会の実現)を促進する提案を求める。 これには、デジタル決済プラットフォーム、マイクロファイナンス・イニシアチブ、ブロックチェーン・ベースの金融サービスなどが含まれる。

責任ある観光、自然保護活動、または観光を活用して創出する地域主導の観光事業を促進するアイデア。 エコ、文化遺産保護、アドベンチャー・ツーリズム、地元の職人や起業家を支援する取り組みなどが対象となる。

経済的、社会的、政治的に女性のエンパワーメントを目指すビジネス・アイデアを奨励する。 技能訓練、起業支援、金融や市場へのアクセス、ジェンダーに基づく暴力や差別への対処などが対象となる。

【注意事項】

  • ・審査内容や結果に関するお問い合わせにはお答えできません。
  • ・審査の結果、各賞の該当がない場合があります。
  • ・提出された応募書類並びに参考資料は返却しません。
  • ・最終審査会で撮影される写真やプレゼンテーション資料は、本コンテスト関連の広報活動に活用する可能性があります。
  • ・最終審査会の開催日、会場は予定につき変更する場合があります。
  • ・最終審査会は、公開ピッチ形式となります。非公開を希望する内容は含めないようご留意ください。
  • ・最終審査会におけるプレゼンターについて、当日発表ができなかった場合は、いかなる理由に関わらず失格となります。オンライン参加の場合の電波状況の悪化による通信不良、体調不良などの理由による不参加も失格となりますのでご注意ください。
  • ・虚偽の申請があった場合は、失格となります。
  • ・一次審査は日本語・英語でご応募いただけますが、最終審査会での発表資料、プレゼンテーションとともに原則英語とします。(難しい場合は質疑応答部分のみ通訳補助可能ですのでご相談ください)